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371gとやたらと分厚くやたらと重い銀の覆輪がかけられた豪華な山銅地の鐔です。
ここまで重い山銅鐔は私も今までこれ以外に見た事がありません。
据紋象嵌か分かりませんが、家紋のような銀の紋様が取り付けられており、猪の目も銀で丁寧に装飾されています。
太刀鐔に見られるような大切羽が付いていたような跡も視認でき、豪華な拵に付いていたのかもしれないと想像が膨らむ鐔です。
アイヌ鐔に見られる特徴にも似ている気が個人的にはします。
因みに北海道のお店で買ったのでその可能性も高いかもしれません。
(2024/9/9追記)
アイヌの口頭伝承の研究をしていた方から情報を頂きましたので追記します。
アイヌも大陸や道内で異民族やアイヌ同士で戦いを行っていたものの、刀に関しては戦いというよりも儀礼や威信財として機能が大きかったように思われます。
故に儀礼の際に刀(抜き身)を掲げたり、儀礼の場に掲げる(鞘に入った状態)ように下げていたりという、儀礼を通じて自分の威厳を表すのです。
そのため、刀本体の切れ味よりも鞘の彫り物などが珍重されました。
口頭伝承の中では、文化英雄神が持つとされるクトネシリカという宝剣が有名ですが、そこでも鞘に掘られた神々(動物)が戦いに加勢してくれるとされています。
また、目釘が緩んだ刀はイペタムという人食い刀として、口頭伝承に出てくるそうです。
アイヌ語でもセッパと呼ばれていますが、紋の写真はイノンノセッパと呼ばれるそうで「死んだ人の魂を呼び戻す」とされていたと文献にあったとのことです。(追記終わり)
横85.9×縦84×耳9.9(切羽台厚7.9㎜)、371g
(素人採寸のため若干の誤差があるかもしれません)
以下のブログにも鑑賞日記を書いています。
https://note.com/katana_case_shi/n/nf0c3c911f4e0
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